【4コマ漫画】ピーターのいす
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絵本に感銘を受ける息子たち。
リアクションに困るっ*\(^o^)/*
かくれんぼを提案された時点で、「ああやるんだろうな、カーテンめくってやらなきゃな」って思ってたのに、ぜんぜん囮になってなかった。
本人たち、ハハの反応が見たくて隠れるの忘れてるし。(笑)
その絵本がこれです。
【今日のオススメ絵本】
お兄ちゃんになったばかりのピーターが、妹の存在と両親の変化に戸惑いながらも自分の成長を受け入れてくお話です。きょうだいが生まれた誰もが体験する切ない感情の揺れ動きがテンポよく描かれていて、1969年に翻訳出版されて以来、日本でも長く愛されている絵本です。かつて自分が使っていたベビーベッドが妹のためにピンク色に塗られていくのを見て、思わずお気に入りのイスを持って家を飛び出したピーター。でもそのあと、誰かに叱られるわけでもなく、諭されるわけでもなく、自分で自分の気持ちに整理をつけていきます。でもちょっとだけ素直になれない、簡単に受け入れたくはないんだっていうピーターの気持ちがこのカーテンのかくれんぼによく表れています。この絵本の文章中には、悲しいとか寂しいとか嫌だとか、心の中を説明する言葉は一切出てきません。だからこそ、より、ピーターの気持ちがひしひしと伝わってくるんです。
この絵本はショウちゃんが生まれてすぐのときに読んだんですが、ダイちゃんは覚えていませんでした。その時に私は、ピータの気持ちをただダイちゃんに共感してもらいたくて読んだんです。つい先日読んだとき、読み終えた途端にダイちゃんが、
「僕もね、ショウちゃんに長靴あげるのちょっとイヤだったんだよ。でもショウちゃんが嬉しそうだったから、まぁいっかなって思ったの。僕も好きだったからからショウちゃんも大好きになるかなって思ったの。」
と言ってニコッと笑いました。すぐに夏にダイちゃんが履けなくなった長靴をショウちゃんにお下がりしたことだとわかりました。下の子はお下がりばかりで可哀想だなぁと思っていたけど、上の子にだって大切にしていたモノとの思い出があって、自分のだった物が弟妹の物になっていく寂しさもあるんだなぁ……ということに気づかせてもらえました。もっと早く気づいてあげられていればよかったです。そんなダイちゃんの気持ちを教えてくれた絵本。きょうだいが生まれたご家庭にオススメです。4歳頃から自分で読めそうです。